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2020-04-09

2020年4月8日(水) [晴れ][晴れ]    今シーズン3回目のライドです


天気予報が直前に変わって「8日は走れないな」と思い込んでいたのに、今朝のこの晴天!この春3回目の脚慣らしランに出ることにします。ボクにとっては何回目でも脚慣らしランなのです。ボクなりに納得できるペダリングが出来ていません。今日は、どこへ行こうかな?一寸坂道の“柿崎川ダム”へ行こうかな。いつもと違うルートで迫ります。先ず市之町地区は、“直江津港公園”から港線を走ります。直進で1,5km近くありますね。


広い直線舗装路の右手には緑地帯や公園が多く有りますし、左手側には埋め立てて造ったのでしょうか、幾つかの埠頭があって、港らしい船からの荷揚げ作業や、又積み込み作業が出来る重機や建造物が、建ち並んでいます。時折大型トラックが出入りしますが、静かな港線です。朝のうちは未だ日射しが柔らかく降り注いでいます。その続きの道も海岸道路を行くことにします。道路の入り口に「釣場解放入り口」の表示看板があります。

冬場は一般車の乗り入れは止められていたと言う事ですが。この先には海に造った人工島があって火力発電所があります。釣り場はその向こうに開放されています。海に突き出した何本かの防波堤に、多くの釣り人達が思い思いの場所に陣取って、糸を垂れています。車を見ると県外ナンバーも結構あります。早朝から「ご苦労様」と思いますが、趣味って不思議ですね。ボクなんかも釣り人達から見れば、やはり「ご苦労さん」なんでしょうね。


8時55分。6,6km。ここまで快適な海岸道路でしたが、この辺りから舗装道路上に砂溜まりが、あるようになって来ました。以前この砂の吹き溜まりで、一寸したケガをした嫌な思い出があります。クワバラ クワバラ!ここから海岸道路を離れる事にします。小さい坂を上がると、畑?空き地?に、黄色い花を咲かせた“スイセン”が群生しています。濃い黄色や薄い黄色の花達が、緑の葉や草の中で見事に咲き乱れています。


海岸の景色ばかりだった目に、可憐な花のお出迎えはとても印象的で、心和みます。この後は、大通りに出ないで人家の中の生活道路をゆっくり進みます。やがて県道468で一路柿崎目指して走ります。所々の家の庭からは、“椿”や“桜”が妍を競っています。強烈な自己主張の真紅の椿。その背後の淡いピンクの華やかな桜。春なんですねえ!9時20分。12,9km。最近出来た大潟区の“市立体操場ジムリーナ”に寄り道します。


県道129号線“鵜の浜温泉”から右に折れて、小高い所にある“人魚館”から更に上った所にそれはありました。広い駐車場に一台の車もありません。入り口でメモを取って、ヘルメット姿のまま中に入ってみます。フロントのおじさんが先ほどからボクを見ていて、「初めて来たのですか。中を見ていって下さい」「じゃあ一寸だけ覗かせて下さい」スリッパに履き替えて、直ぐ前の扉を開けますと、広々とした体育館が・・と思いきや・・。


テレビで見る体操競技用の器械(器具)が所狭しと置かれています。吊り輪・鉄棒・鞍馬・マット等々。何故か「凄いなあ!」ととっさの感想でした。「これは通常の人にはあまり用事の無い体育館ですね」「二階の周りは、ランニングが出来るようになって居るんですけどね」外国人オリンピック選手の練習場にも、使用して頂く予定だったようですね。上越からも凄い体操選手が育つと良いな、と思いました。再び129号に戻ります。


比較的狭い県道を進みます。この道は元は国道8号線だったわけで、主要道路に面した人達の生活があったわけです。今は内陸に新しい国道8号線があるために、静かな生活道路として、拡幅工事の予定もないようです。上下浜の街並みや自動車学校等を通過しまして、柿崎中心街に入ります。9時50分。20,1km。“住吉町”交差点を右折します。“旭町”交差点。国道8号線を突っ切ります。県道25号です。


一寸の間、車の往来で道の狭さを感じますが、やがて“下小野”交差点で県道61号と分かれますと、グッと車の数も少なくなって、辺りの景色が“中山間地”風に変わります。ホットしますね。家並みもまばらになって、冬の田畑そのままに土色の景色の中に、見事な春の象徴“桜の花”がそこここで咲き誇っています。広い屋敷内の桜や、道の脇に街路樹としての桜並木、どれを見ても今、正に満開状態です。心浮き立ちます。


桜=ピンクと言っても、ソメイヨシノは白に近い“ホワイトピンク”なんですね。強めのピンクは“しだれ桜”でしょう。ピンクのトンネルを潜る所もあって、飽きないうちに“米山寺”に来ました。26,3km。ダムまで数キロ、楽しんで行きましょう。小さい集落が次々とあります。そしてその集落ごとに神社仏閣があるんですね。神社やお寺の表示板が結構目に付きます。中でも“楞厳寺”が有名ですね。謙信ゆかりのお寺の様で。


頑張っていてもゆっくりになってしまう上り道の走りで、それでも10時37分。30,7km。ダムに到着です。米山寺から4,4kmありました。誰も居ない全く静かなダム湖が眼下に見下ろせます。芝の草の上に寝転びました。柔らかい日射しが気持ち良いです。一口羊羹と水分補給のタイムです。良く見ると“柿崎川ダム管理所”の建物は、外観ジョウゴ型に造られているんですね。東京の“国際展示場(ビッグサイト)”の様な形です。


しばしの日向ぼっこをした後、帰路にします。ダム湖の反対側に行ける道路を通って、向こう側から下ります。快適ダウンヒルが待っています。ダムを下から見上げる位置まで下り、又少し上ってから来た道、県道25号線に戻ります。柿崎川は概ね25号に平行して流れていますが、時に見えなかったり直ぐ横を流れていたり、又時に左になったり右になったりして、景色を変化させています。何て言ったって下りって快適ですね。ルンルン!


“グループホーム癒しの家柿崎”付近の土手の桜並木の見事さ。高畑辺りになるのでしょうか。桜の花のトンネルの下を走る感動。「素晴らしい!」と心で叫びました。今日出会えた景色は、ボク独り占めです。来た道と分かれて帰り道は吉川区コースを行きましょう。北風を出来るだけ避けるコースです。11時23分。42,3km。原ノ町公園です。いつも立ち寄るお馴染みの場所です。ここにも満開の桜の木があります。


その木の下の花壇には、赤・白・ピンクのチューリップ。空の青に負けない瑠璃色のムスカリ。白とピンクの芝桜 等が、色とりどりに咲いています。今日が春の絶頂日かと思われるほど、明るい日射しに花が咲き乱れています。ここからも帰宅コースが色々ありますが、頸城の上増田に出る一番イージーなコースを取ります。何回も通っている道ですが、しっかりと距離とアップダウンの場所を把握していなくて、結構新鮮?な刺激があります。


上増田交差点に来た時、思い出しました。この近所に“大判焼き”屋さんが有ったはずです。ありました。以前来た時には見つからなかったこの店でした。民家(農家)の広い敷地に建てた倉庫風の建物の中で、道路側の一部にテーブルを出して大判焼きとどら焼きを売っているお店?と言うよりご主人の余興のように見えます。テーブルの上には手作り(だと思います)カラフルなマスクも売っていました。声を掛けてもどなたも出て来ません。


今日もご縁がなかったみたいです。片津・百間町・神原・三分一・桜や木蓮の花を観賞しながら、日ノ出町交差点です。後自宅まで3kmほどでしょう。今日走れたことに感謝しながら、そして楽しみながら、見慣れた街並みを通って、12時30分。60,7kmでゴールしました。気持ちが十分満たされた、今日の脚慣らしランでした。



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