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2023-10-26


2023年10月25日(水)  [晴れ][晴れ]   午後から雨のようです


2週続けて晴天かと思われましたが、急遽前日になって雲行きが怪しくなり、午後から雨と言っています。しかも「所により雷雨もあります」と言う有り難くない予報になりました。そんな予報とは裏腹に、朝から抜けるような晴天です。真っ青な空に真っ白な綿雲が浮かんで、「日射しの下へ出てお出で!」と招いているように思いました。9時5分。走りましょう。今日は浦川原方面にハンドルを向けます。昨年も目指して行った所です。


丁度目指した“坊金”のお店はお留守で、お店のお母さんに面会が叶わなかったのです。ヨシ今日は再チャレンジです。国道253号線に出ますと、風は右手前方からで南東の風ですね。真っ正面からの向かい風ではありませんが、少し抵抗感があります。それにしても“何と言う事でしょう!”このお天気!表示板に20℃の数字が見えています。今日の最高気温は21℃と言っていたはずですが、もうすぐ最高気温になるのでしょうか。


ウインドブレーカーが暑いです。先週と同じパターンになってしまいました。そんな中、遠くで聞こえていた救急車のサイレンの音が、ボクの後に近づいてきています。道路脇の一寸広い路側帯で停止して、通過を待ちました。サイレンは大きな音です。緊迫した音です。多分救急車を待っている人の所へ、急いで向かっているのでしょう。走り去って行きました。この秋今日で3回目のランになります。かなり体が慣れて来たように思います。


上吉野池は、水がまるっきり干上がった状態で、池の魚や生き物たちはどうなったのでしょうか?9時40分。青野交差点。9,2km。番いになって飛んでいる赤とんぼが、ボクの顔にぶつかりそうなほど、低空で人なつこく飛び交っています。幾つかの集落を通過して、16,4km。10時2分にうらがわら駅に到着です。沿道の家の庭の花たちに目をやりながら、飽きる事なくここまで一気に来ました。未だガザニアが咲いていましたね。


ここでウインドブレーカーを脱ぎます。小さく畳んでジャージーの後ポケットにねじ込みます。体が楽になりました~!ここまでの道では何カ所かで工事がされていまして、誘導員さんの指示で車が片側交互通行をして居ました。ボクの自転車は車ほどスピードがないし、行かせないわけにも行かないし、車通行の最後まで待たされてGOサインが出ます。そうすると、出口で対向車がボクの来るのを待っているわけで、焦りを感じますね。


ボクが待たせる事になってしまいますので、誘導員さんと先頭の車に対して軽く右手を挙げて、謝意を表し走り抜けます。黄色い丸まっこい花は“ピンポンマム”でしょうか。コスモスのピンクとホワイトは、秋には少ないカラーですね。優しい色が安らぎをくれます。程なく虫川南交差点ですが、保倉川が道と並行してみたり、蛇行して橋の下になったりして、付かず離れず流れています。そして10時20分。“白山神社”19,12km。


この神社の境内に、あの有名な“虫川大杉”があります。今日も改めて「大きいなあ!」と「逞しいなあ!」を、認識しました。生き方を考えさせられます。“記念物保護のためにご寄付を・・・”とお賽銭箱があります。硬貨を一つ入れて、手を合わせました。もっともっと長生きして下さいネ。さて、いつもですと安塚の上方から一山越えて、国道403号線周りで坊金へ行くのですが、今日はいきなり、ここから坊金を目指します。


反対回りの景色も楽しみたい気持ちからです。しかし!思わぬ事態が待っていたのです。これまで何回か、坊金からはダウンヒルで、気持ち良く下って来ていましたが、そこを今日は上っています。それほど急な勾配ではなく、木々の間を森林浴よろしく、アウター×サードぐらいのギヤでゆっくりと進みます。スマホナビで目的地まで近づき具合を見ながらのペダリングです。看板が立っています。「この先通行止め」です。何だろう?


いつも工事中なんかでも、自転車ぐらいは通してくれました。恐らく大丈夫だろう。気に掛けないで進みます。そう言えば車も全く通りません。でも気にしません。こんなに快適なんだから・・。所々に枯れ葉に混じって、栗のイガが落ちています。ドングリの実も落ちていて、ボクの自転車が潰してしまうと見えて、パチッとかプチッとか音がします。ナビが坊金まで半分位まで近づいて居る事を表示しています。緩やかな坂道が続いています。


こんなに素晴らしいお天気なのに、ほんとに午後から雷雨になるのかな?お天気は上々ですが、あまりにも車も人の気配もしないと、熊でも出てこないものかな?との不安も一寸感じます。それでも行きます。2車線の道が狭くなって1車線になった所辺りで、左側の舗装路の一部が盛り上がっています。お~、これでは車も通れないわけだ。通行止めの意味が分りました。自転車は難なく通れます。更に行きます。ナビでは後1,2kmです。


が~ん!カーブを曲がった所で、眼前に再び「通行止め」のバリケードです。道路が巾一杯完全に陥没していて、谷になっています。担いでも渡る事が出来ない事は、一目瞭然です。(後で調べますと、通行止め解除は未定とのこと)結局いつもの遠回りコースでしか、坊金には行けないのでしょうか。住んでいる人達にとっては大変な負担ですね。ボクも、いつものコースで坊金に来たら、帰路又同じコースを戻る事になっていたんですね。


ヒヤ~!ここまで21,12km。10時35分。証拠写真を撮って、Uターンします。複雑な気持ちで今来た道を戻っています。走っている道の前方左側に、何かひものようなものが落ちています。ひもも踏みたくないので、もっと左に寄って走り抜けようとした所、直前ひもは動き出しました。ヘビだったんです。折角避けて走るつもりだったのに、わざわざ踏まれるような行動を取ったんですよね。前輪も後輪も踏んづけてしまいました。


それにしても踏んだ感触を全く感じませんでした。走り抜けたのが速かった所為なのか、ヘビ君の体が柔軟に出来ていて、大したダメージがなかったのでしょうか。ふり向かないで下ってしまいましたので、後の事は分りませんでした。虫川大杉の白山神社まで戻りました。そして、10時45分。23,8kmで、虫川大杉駅で水分補給にします。以前この駅から聞こえていた奇妙な音?(音楽?)は、今はありません。怪奇的だったものです。


虫川集落でも立派な松の木の雪釣りと言うのでしょうか、冬囲いをしている姿が見られました。帰り道は出来るだけ国道253号線を避けて走ります。裏道は多少の起伏はありますが、気が楽です。有島橋の赤い欄干が目に鮮やかです。基本“保倉川”に沿った道で、緩やかなカーブを描きながら、長走から桜島そして山本へと続いています。山本は集落の中に入って寄り道走行です。昔の田舎道を想像させる、道と家と田圃が接しています。


田の中に家があると言う感じです。お天気は西の空から変わってきますが、未だ未だ西の空にも雨を降らすような雲は、見当たりません。嬉しい事です。末野・青野で裏道は途切れます。国道を横断して、今度は三和から頸城区の中道を走る事にします。田舎景色が続きます。赤橙に実った柿の実を一杯付けた木が、所々に秋の風物詩のように景色を作ってくれています。下吉野から右折して、福崎へ。ここからは県道216号線に入ります。


人家が途切れる事無しに、道なりに日の出町交差点まで来ますと、11時45分。42km程で、正午までに帰宅出来るでしょうか?微妙な時間です。12時5分。45,12km。無事に帰宅でした。目的地には到達できませんでしたが、秋の日射しを一杯浴びた数時間は、心も体も大満足のサイクリングでした。次はあそこへ行こうかな。天気予報の時間がずれて、この日の夕方にはほんとに雷雨がありました。大きな雷でしたよ!



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