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2019-09-26

2019年9月25日(水)   [雨][曇り][晴れ]   コルナゴ〔特別君〕と


先週もちょこっと走ったのですが、わずか20km程の距離だったので、ブログに載せませんでした。今日は、久しぶりに「コルナゴV1R」の試走に行きましょう。ジュラエースのDi2・油圧ディスクブレーキ・カンパボーラワン仕様の、ボクにとっては“清水舞台から・・・”の逸品です。何故か上越地域では、コレに乗っているのを見られるのが気恥ずかしくて、中越へ遠征しようと思います。軽い起伏も試したいし、何処にしようかな?


以前ニュースで見た“見附市に出来た道の駅”へ行ってみる事にします。農家レストランも人気のようで、一度行ってみたかったのです。スタートは出雲崎駅にします。Googleマップで検索してみますと、片道20kmほどで丁度良い距離です。しかも丘陵地を越えなければならないようで、坂道の上り下りもそれなりに、試す事が出来そうです。車が柏﨑を超えそうな所に来た時、黒い雲の塊が行く手に広がってきました。


垂れ込めた暗い空の雲から地上に三角錐状の(じょうご型の)雲が一本・二本と下がっています。「あれって、竜巻?」嫌な予感がします。早くこの雲の下を通り過ぎなきゃ・・!
雨粒がフロントガラスを打ち始めます。困った事にならなきゃ良いのだが。雨がガラスに当たります。今日は雨とは聞いていなかったはずなのに・・。〔特別君〕に乗れるのかな?救いは黒い雲の向こうに明るい空が見える事です。段々暗い雲の下から抜け出しそうです。


後で知ったのですが、やはり竜巻だったようで、全国ニュースで放映していました。ヤレヤレ!そして9時40分。出雲崎駅に着きました。雨は上がって、薄曇りの空です。9時45分。さあスタートです。スカイブルーに統一して仕上げた〔特別君〕に跨がり、最初のペダリングです。ワイドギヤ設定と電動変速の組み合わせで、凄く軽く回せて快調です。オイルディスクも音鳴りがしません。楽しいです。空も次第に日射しが出て来ています。


暫く県道574号線を“妙法寺”方面に進みます。R116とは平行していますが、恐らく旧国道だった道なんでしょう。街並みが続きます。越後線の線路を右に見ながら暫く行きますと、R116は越後線の線路とボクが走っている道を跨ぐように、大きな弧を描いて橋状にカーブして作られていました。今度はR116を左に見るようになります。妙法寺を過ぎると、ほんの僅かR116を走った後、県道192号へ入ります。


平坦路だったのは僅かで、山道になって来たと思った直後、グンと上り勾配がキツくなって、いきなりインナーローの登場になりました。それでも慌てない今日の一人サイクリングですから「あるだけのローギヤを試すんだ」の気持ちで回します。何と言ってもシフトが正確ですので、ほんとにストレス無く道の状況に対応出来ます。素晴らしい!電動補助モーター付きの電動車ではないのですが、坂道にも何故か強い感じがします。


10時30分。“阿弥陀峠”のトンネルに来ました。11,4km。フロントライトはもちろんですが、テールランプもしっかり点灯を確認します。トンネル内に入ります。たまにしか通らない車ですが、後ろから来ても前から来ても、トンネル内に響く轟音は緊張です。それでもこのトンネル、入った所から出口方面に下り坂になっています。ラッキーですが、反対方向だったら「イヤ」ですねえ。トンネルを抜けると心からホッとします。


青空が眩しいです。さらに下り続けます。ルンルン気分で与板の町に入りました。ここから間違いが始まりました。目的地の方向が分かりません。地図を持ってスマホも持って、万全かと思っていたのですが、スマホの地図を使いこなせなくて、反対方向に進んでしまっていたのです。“三島”の地名を見て、「反対だ!」と気づいた訳でして・・。あっちこっち無駄な走行をして、11時30分。やっと“与板橋”に辿り着きました。


ここで既に25,15km。約20kmで到着する予定の筈が・・。それでもここまで大方追い風でしたから楽ではあったのですが、もう帰路の心配をしてしまいます。信濃川に掛かる“与板橋”を渡ります。この橋の長い事。ブルーに塗られた鉄橋ですが、約1kmもありました。そしてそのまま直進しますと、今度は刈谷田川に掛かる“中之島大橋”を渡ります。この両岸で、中之島町と見附市今町とで“大タコ合戦”が行われるんですね。


かなり車の往来が頻繁で、市街地に入った感を印象づけられます。この橋を渡りますと、もう左手に見附市の道の駅“パティオにいがた”が見えました。特徴の有る屋根が、ネットで見たものそのものです。11時45分。30,5kmで到着しました。“農家レストラン”とか“防災アーカイブ”など、他の道の駅とは違った施設が併設されています。それに建物の外には、広~い芝生地帯があって、ファミリーで力一杯遊ぶ事が出来るようになっています。


車に気を遣う事なしに一周歩くと、8200歩になると言う、外周遊歩道もあります。兎に角、今日はお天気も良いし、青空を見上げながら、ベンチで持参のおにぎりを頂く事にします。25~6℃でしょうか、暑くないし少しの風もあって、快適そのものです。明るいブルーの空に、一本の飛行機雲が一直線に、線を描いています。ベンチの肘掛けに、赤とんぼが2~3匹、羽を休めています。ウイークデイのお昼ですから、人もまばらです。


中之島大橋の延長線上の県道20号線を走る車の音も、それほど遠くない景色として、ここからも見えますが、その騒音はここまでは届かないで、小さく遠くに聞こえます。12時10分。さあ、帰りにしましょうか。帰路は、大方の道順が分かった気がします。最短距離を行きたいものです。心配していた風向きは、やはり向かい風です。一段と軽いギヤにして、兎に角無駄な体力を使わないように、ゆっくりでも確実に前進して行きます。


途中までは来た道を戻りますが、与板からR116への丘陵地帯の道は、来た道とは違う道になりました。県道274号線です。緩やかな上り坂を行きますと、“塩之入峠”です。そして“塩之入トンネル”に来ました。このトンネルは短くて、先の出口が見えます。有り難い!です。この道の先は“和島”になるんですね。トンネルは意外と苦労なく通過できて、抜けますと一気のダウンヒルになりました。


向かい風と下り坂の風で「ヒャッホ~!」平坦路になって三叉路があります。直進でしょうが、感に任せて左

折します。方角的には間違っていないと、変な自信がありました。田園風景の中の農道を、口笛を吹きたいくらいの気持ち良さで、ペダリングしました。もう大部分は、稲刈りの終わった田圃ですが、中には未だ黄金色の稲が、刈り取られないで残っている田もあります。当てずっぽうにどんどん行きます。


と、ついにR116の“両高北”交差点に出る事が出来ました。後は又、朝来た道を逆走するだけです。“妙法寺”から“沢田”を通り、13時33分。出雲崎駅にゴールしました。帰路は20,8km。今日の総走行距離は51,3kmで、随分余計に走ってしまったものです。でも、〔特別君〕も快調だったし、心配したお天気も最高の状態になってくれました。今日の日に感謝感謝!



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